ロボットに名前つけようぜ

しろくま胡瓜
しろくま胡瓜 |

みなさんロボットに名前つけてますか?まぁ01, 02みたいな連番のやつとか20xx年機みたいなのもメカメカしくて良いけれど、それとはまた別に愛称つけませんかっていう呟き。

愛称があるメリットをちょっと挙げると

  • 呼びやすい
  • 親しみが湧く

こんだけ。でも大事だよね。

例えば小惑星探査機って言われても遠い世界な気がしてしまうけれど、はやぶさって言われるとかわいいねってなる。JAXAとかこういう愛称つけるの上手いなって思います。

世の中のものって名前があるからこそ、それを認知できるのかもしれない。逆に苦手な人かを指すときに「あいつ」とかで済ませがちなのは認知したくないという心理があるからなのかも。名付けられることで抽象的な存在だったものが具体的なものとなって存在を確立できるとでも言語化しておきましょうか。

過去につけた名前

こんだけ名前つけようつけようって言ってる割には、3個しかつけたことないです。そもそも名付けのメリットに気づき始めたのは割と最近だったり。

Tロボくん

まだ小学生だった頃の写真なのでブレブレですが、ロボカップの赤ちゃんだった時のロボット。この当時は作り直しっていう概念があんまりなく、ちょっとづつ交換や改造していく開発方式だったので競技歴4年目くらいまでは一貫してこれで通していました。自分のイニシャルとTJ3BのTが由来です。

この頃はまともな設計図がなかったので、仮に災害とかでぶっ壊れたりしたらもう二度とそれを作ることはできないという緊張感も相まって結構愛着は湧いていました。今は解体されてジャンクボックスの中ですが。

いぬわし

フランスの世界大会に持っていったこの子。特にいぬわしという名前に込めた思い的な何かはなくて、開発開始時期に近くの伊吹山でいぬわしのひなが生まれたっていうニュースを聞いたからって感じ。

世界大会で確保できるアイデンティティーの最低保証は日本人であることなので、和語の中から選定しました。カッコつけて外来語にすると現地で発音で詰みかねないので、日本語にしといてよかったです。元放送委員にまかせろ。

大鯰

現在開発中の機体の名前です。いぬわしの日本語命名で味をしめたので今回も貫禄のある名前にしてみました。こちらも込めた思い的なものは特になくて、ロボットの前に搭載するバンパーって髭みたいだよねくらいです。

まぁロボット名に意味を込めてもいいですが、理由って結局大体後付けになりがちなのと、理由より動くことの方が大事なのでこのスタンスをとっています。

ロゴデザイン

時間かけすぎても開発時間奪われるだけなのでサクッと作ってます。いぬわしは約30分、大鯰はちょっと頑張って4時間程度です。ただロゴがあるとリポジトリ立てたり、ポスター書く時とかに便利なので持っておいて損はないと思います。

大鯰に関してちょっと語りたい部分があって(割と上手くできたと自負している)、和風かつ近代的なバランスを取ろうと頑張った結果がさっきのロゴ。グリッドと円ベースの幾何学的な模様にしつつも、色遣いとディティールで和を醸し出してみました。



ロボットが生き生きと動くといいなという思いを込めてダイナミックに。デザインって面白いですね。他にも、筆書体ってなかなか使うのが難しくて今まで新ゴや欧文書体に逃げてきたのですが、今回はマッチした気がします。

色々と語ってみましたが、これは最近Illustratorを手に入れた野良が勝手に自走した結果に過ぎないので、デザイナーの方や美術系の方がこの記事を読んでいたらぜひコメント欲しいです。是非ページの下の方のコメント欄からお願いします。

おわりに

この記事を読んで名前つけよって思った人がいるといいな。もしつけたらその名前教えてください。またね。

しろくま胡瓜


  

しろくま胡瓜

日本のまんなからへんでロボット作ったり旅したりしてる白熊です。吠えたり噛みついたりしないから仲良くしてね。

Comments